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2017.03.31 アカデミー、ミスをしたPwCとの「関係を継続」との報道

複数のアメリカメディアが伝えているところによると、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは3月29日、「先月の授賞式で作品賞の封筒を渡し間違えたプライス・ウォーターハウス・クーパー(PwC)との関係を継続する」と明らかにしたということだ。

映画芸術科学アカデミー会長のシェリル・ブーン・アイザックス氏がアカデミーのメンバーに書簡を送付したとのこと。

今年2月に行われたアカデミー賞の授賞式において、クライマックスである作品賞の発表の際、実際は「ムーンライト」だった受賞作品が誤って「ラ・ラ・ランド」と発表されるハプニングが発生。プライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)でオスカーの開票作業チームを率いるマーサ・ルイズ氏がスマホでエマ・ストーンの写真をツイッターに投稿するなど、気もそぞろな状態で任務を遂行しており、プレゼンターを務めた俳優ウォーレン・ベイティに渡された選考結果の封筒が間違ったものと入れ替わっていたこととされている。

来年からは

・ 授賞式を担当する会計士を2人から3人に増やす
・ ミスがあった場合、すぐに舞台監督に連絡できるようにする
・ バックステージでのツイートや写真撮影、他のソーシャルメディアへの投稿を禁止する
・ リハーサルの時から封筒のチェックを厳重に行う授賞式に関わる会計士は携帯電話を預ける

等が対策として挙がったているということだ。より詳しくは各メディアのウェブサイトをご覧ください。

CNN:
http://edition.cnn.com/2017/03/29/entertainment/academy-pwc-oscars/
The New York Times:
https://www.nytimes.com/2017/03/29/movies/academy-oscars-pwc-stays-on-job.html
ロイター
http://jp.reuters.com/article/pwc-idJPKBN171051

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